中国語をめぐる40代サラリーマンの冒険

2年で中国語をそこそこマスターすることを目指して2019年1月にスタートしました。

中国語習得のゴールと戦略

はじめに

 中国語を学ぼうと思い立った理由はプロフィールに記載しておりますので、よろしければご覧ください。思い立ったが吉日ということで、どのように中国語の学んでいくか考えました。漠然と「読めたり話せたりできるようになったらいいな」でも楽しく進めることはできそうですが、ここは作戦をきちんと練りたいと思います。世の中には語学学習に関するおすすめの情報が溢れていますが、自分で考えて納得ずくで始めようと決めました。
 ずばり仕事の進め方をそのまま当てはめようと思います。ひねりも何もなくてすみません・・。私のスタイルは、こんな感じです。

  1. 現状確認
  2. 課題の選定
  3. ゴール(目標)の設定
  4. 戦略立案
  5. 戦術へ展開
  6. 進捗モニタリング&調整

今回の課題は「中国語をいかに習得するか」であり、最初から明らかです。
 いろいろ考えた結果、↓のスタイルでまずは進めるつもりです。少々長いですが、自分のためにもきちんと整理しておきます。

ゴール:2年後(2020年12月末)までに中国人と2人でディナーで会話を楽しめるようになる

理由は主に2つです。ひとつめは実利的ですが、これができれば仕事がスムーズに進めやすいというものです。英語圏の方々と仕事をする機会が多いのですが、会議室での仕事中心の話でしたら、まだなんとかカタコトを駆使しながらコミュニケーションを取ることができます。しかしながら、ディナーは苦行でした。時事ネタから家族の話まで次々と変わる話題にまったく反応することができず、愛想笑いをしながらもくもくと肉を食べるという情けない状況は経験された方もいらっしゃるのではないかと思います。今でも大人数のディナーはノンネイティヴの私には会話にフル参加することは容易でないですが、マンツーマンでのディナーは大いに楽しめるようになりました。もちろん、相手が私の英語力に合わせてくれた上で楽しめているのですが、これがひとつの目指すレベルかなと思っています。つまり、相手がそれなりに配慮してくれれば十分に深いコミュニケーションが取れるレベルです。
 もうひとつの理由は、語学の醍醐味だと思いますが、単純に楽しい!ということです。他国の異文化の方と様々な話題について意見を交わすのはとても刺激的ですし、次々と知らないことを発見できます。その上で自国や自分を振り返るのは、なにかとても幸せなことだと感じます。何より中華料理を一緒に楽しく食べるのはおそらく最高だでしょう。

戦略1:資格試験をマイルストーンにする

 ゴールに一直線で到達できれば良いのですが、やはり途中に目安となる小さな目標がたくさんあったほうが道に迷わずにすむと思います。ベタではありますが、資格試験は道祖神としては悪くない存在です。 ある程度網羅性が担保できるのが資格試験の一番の強みだと見ています。
迷子防止とモチベーション維持が主目的なので、資格試験に特化しすぎる勉強は避けるつもりです。10年くらい前になると思いますが、TOEICの900点以上がとりたくて、ひたすら過去問や予想問題に取り組んだことがあります。結果的に900点は超えたのですが、全く喋れないままでした。900あるくせに使えないと言われた時の悔しさはトラウマです。満遍なく勉強し、合否にもあまりこだわらず行こうと思います。
具体的な資格や受験時期については別の記事でまとめたいと思います。

戦略2:中国に関する本を読む

ゴールがディナーを楽しむなので、ただ会話ができるだけでは条件が満たせません。過去、現在、未来の中国について自分なりに考えが話せるようになっておきたいところです。また、その国のことをいろいろ知れば知るほど言葉を学ぶモチベーションも高まるだろうと予測しています。あとは単に読書は日課なので、そのなかに意識的に中国関係の本を混ぜていこうと思います。月1冊くらいは読んでいくつもりです。

戦略3:中国旅行の計画を立てる(実際に行くとは言っていない)

 これもモチベーション増強策のひとつです。言葉を覚えて現地旅行で使うというのは今も昔も定番の楽しみだと思われます。中国には仕事で数回しか行ったことがありませんので、旅行のしがいがあります。行きたい先をリストアップして、どうやって行くか、どこに泊まるか、何を食べるか、何を見るか、いくらかかりそうか、などなど旅行計画を立ててみたいと思います。悲しいかな、実際に行くことができるかは時間とお金しだいではありますが、計画立てるのは好きなので、問題なし。旅行計画の作成自体が強力なモチベーション維持機能として私を支えてくれると期待しています。

戦略4:ブログで発信する

 そしてこのブログ自体をペースメーカーとして学んでいくつもりです。ブログといえば、ネット黎明期に「○○の部屋」のような黒歴史となる個人HPを作成していたことを思い出します。あれから20年ほど経ち、あまりの変化に右も左もわかりませんが、それもまた楽しみながら覚えて行こうと思います。ブログもまたモチベーション維持機構の重要パーツとして位置づけています。

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ということで、ゴールと戦略はこんな感じで定まりました。
次のステップは戦略を戦術に具体化していくことになります。
いつまでに何をどうやってやるのか、アクションプラン化していこうと思います。